東日本大震災の発災から本日で12年となります。
この大震災によりお亡くなりになられた方々には哀悼の意を表します。発災数日後、現職の陸上自衛官として宮城県石巻市・女川町において災害派遣活動に従事したことは今でも鮮明に記憶しています。
活動地域内には津波に流された児童が多くいた大川小学校もありました。
もっと事前にできることがあったのではないかと現場の状況を見て感じたことがきっかけとなり、今の立場にさせていただきました。
電気もまだ通っていない時、投光器を使い、ユンボ―で大川小学校グランドの土を掘り返し、流された子ども達を捜索していた光景は忘れられません。
いつ起こってもおかしくない南海トラフ巨大地震への備えは確実に進めていかなければなりません。