12月4日八尾市議会定例会にて個人質問を行いました。
「個人質問って何聞けるん?」
基本的に八尾市政に関わることであればどのようなことでも質問することができます。ですので国又は大阪府が所管することについては問い質すことはできません。例えば陸上自衛隊の防衛能力や大阪府警の犯罪取り締まりに関わることは聞くことができません。ただし、八尾市であれば防災の観点から陸上自衛隊八尾駐屯地との連携について市の見解を求めることや防犯の観点から特殊詐欺を未然に防止するための市の施策などを聞くことはできます。
日本においてはどこへ行っても「国・都道府県・市町村」という3層からなる行政が構成されています。それぞれ縦割りという部分もあれば、集約されて効率的といえる部分もあります。
元明石市長の泉房穂氏は「都道府県を廃止すべき」と訴えておられますが、国民・市民にとってどのような行政制度が望ましいのか?
私自身は、都道府県の廃止とまではいかなくても、やはり市民に一番近い基礎自治体・市町村の権限・財源を拡充する方向に進んでいくことが、より身近で住民ニーズを捉えるものになると考えます。(分野によっては広域化していくべきものもありますが。)全国一律の弊害から少しでも抜け出すことができるのではないでしょうか。霞ヶ関、永田町にどれほど地域の実情を理解されている方がいるのか分かりません。
さて今回の質問では3項目を取り上げました。
・共生社会
八尾市における外国人への対応、日本語教育及び日本人への教育に対する影響、生活保護率の違いとその見解
・中学校給食
9月から実施された中学校給食の味や量などの質向上へ向けた取り組み及び提案、次年度以降の財源確保策
・都市整備
近鉄八尾駅周辺の駅まち空間の確保、噴水広場の改修などを要望
「〇〇を八尾市議会で取り上げてほしい」ということがありましたら、いつでも気軽にお声がけ下さい。八尾市政に関わることであれば承ります。