福岡県古賀市及び大牟田市へ会派視察に伺いました。業務多忙の中、視察を受け入れていただいた両市には心より感謝します。
◎古賀市「職員の働き方改革」
フリーアドレスデスク、立ったままの会議室、◯◯時に帰る宣言、男性育休取得100%、早朝・夕方の窓口開庁時間の短縮など職員さんの働き方に関わる施策のみならず、小中学校の体育プール課目の全面民間委託などさまざまな分野で新たな取り組みを進められてます。
古賀市の田辺市長さんは古賀市出身→慶応大学卒→毎日新聞記者→福岡県議会議員→古賀市長2期目を務めておられ、新聞記者出身者らしく部局へは「新聞に取り上げられる施策を」と語り続けているそうです。
その甲斐あって各部局から新たな施策案が数多く市長の下に集まり、それらの実施の可否を市長が判断しています。現場で思いついたことを口にするだけでなく、いかに形として施策にできるのか。特に若手職員が職場内の空気を気にせず意見できる環境にあるのかが重要です。
◎大牟田市「防災リアルタイム情報」
大牟田市ではこれまでの大雨による災害の経験から市域の要所を監視カメラによりリアルタイムで確認できる体制が整備されています。実際に令和2年7月の集中豪雨では、市長以下防災部局の状況判断に役立ちました。
本市の情報収集体制により得た情報はどのレベルまで意思決定に寄与することができるか。
まだまだ防災面では見直し、向上させることができる項目があると感じました。
この行政視察で得た知見を八尾市議会に反映できるように精進して参ります。