令和8年3月及び令和7年12月市議会での代表質問・個人質問の内容を市政報告としてまとめました。
政務活動費を活用した市政報告は、政党活動や後援会活動につながる内容は認められないなど一定の制約があります。しかし、市議会議員が何を質問し、市がどのように答えたのかを市民の皆様に知っていただくための大切な手段の一つです。
令和8年3月市議会では、八尾保守の会を代表して質問に立ち、八尾市が掲げる「選ばれるまち・住み続けたいまち八尾へ」の現状認識について問い質しました。
また、令和7年12月市議会では、八尾市の万博関連施策について質問しました。
その理由は、令和7年度八尾市市政運営方針の第一項目に「2025大阪・関西万博」が掲げられていたからです。市政運営方針の最初に掲げる施策は、市が最も重視する政策だと私は考えています。
私は、市政運営方針の第一項目には、「防災対策や社会インフラの維持など、市民の安心・安全を守る施策」や「子ども・子育て支援の充実」が掲げられるべきではないかと考えています。
大規模災害が発生すれば、行政の取組に関心のあるなしに関係なく、すべての市民が市の支援を必要とします。また、子育て支援も多くの市民に関わる重要な行政サービスです。
一方で、大阪・関西万博は八尾市が主催する事業ではなく、参画する立場です。主催者である大阪府・大阪市以外の市町村で運営方針の第一項目に万博を掲げているのは、本市だけでした。また、市民の関心や参加状況にも温度差があり、すべての市民に等しく関わる政策とは言い難いと感じていました。
だからこそ、万博開催中ではなく、終了後の12月市議会で、その成果や位置付けを振り返る形で質問しました。決して万博そのものを否定しているわけではありません。私自身も会場を訪れ、万博を楽しみましたし、万博を通じて八尾市が盛り上がること自体は大変良いことだと考えています。
しかし、市政運営方針に掲げるのであれば、第一項目ではなく、せめて三番目や四番目程度の位置付けが適切だったのではないでしょうか。
市政の最も重要な使命は、市民の生命と財産を守ることです。その観点から、市政運営方針の優先順位が本当に適切だったのかを改めて問い直したいという思いで質問しました。
なお、その成果や費用対効果については、9月市議会で行われる令和7年度決算審査において、各議員がさらに詳しく検証していくことになります。
最後に、これは政治全般にも共通することです。
私たち議員も選挙では複数の公約を掲げますが、その並び順は単なる順番ではなく、「何を最も重視しているのか」という優先順位を示しています。
市議会議員であれば市民のために、府議会議員であれば府民のために、国会議員であれば国民のために、何を最優先に掲げるのか。
その内容だけでなく、どの順番で掲げているのかにも、その政治家の考え方や価値観が表れます。有権者の皆様にも、その政策の中身だけでなく、「何を最優先に考えているのか」という視点から、政治を見ていただければ幸いです。ちなみに私が選挙で掲げてきた公約の第一項目は「危機管理体制の強化」です。






