実は私、令和5年12月2日の夕方以来、本日まで丸1年以上お酒を呑まずに過ごしてきました。
いわゆる「断酒」というものです。
この話をすると「なんか悪いことした?」とか「身体大丈夫?というか頭大丈夫?」とか言われますが、決して悪事を働いたわけでも健康状態に重大な懸念があるわけでもありません。
きっかけは町田康著「しらふで生きる」を読んだことです。30年以上、毎日かかさず大酒を食らってきた著者が酒をやめるまでの葛藤を記したエッセイ。私もやってみようかという軽い気持ちで今日に至りました。
お酒を止めてから「吞まなかったら寂しくない?」と言われることもありますが、全く問題はありません。著書の中に「酒を飲んでも飲まなくても人生は寂しい」と題した箇所がありますが、飲まなくなってより共感するものがあります。
何気なく書店で手にした本が私のお酒人生を変えることになりました。
身体の調子が良いこと、睡眠が深くなること、宴会後も筋トレができることなどその利得はさまざまです。何より家族の不機嫌が少なくなったのは事実かもしれません。
とはいえ、誘われた宴会にはお酒を飲まずとも積極的に参加します。人と話をすることは学びの機会です。「俺の酒が飲めないのか」という時代ではないですし、ノンアルでの宴会参加も違和感はありません。
これからも宴会のお誘いはお気軽にどうぞ!