防衛省HPには1佐以上の高級幹部に関わる人事発令が一般公開されています。
令和5年1月の防衛省人事で2004年に私と共に陸上自衛隊へ入隊した同期が1等陸佐に昇任しました。その同期とは共に福岡県久留米市に所在する陸上自衛隊幹部候補生学校の門をくぐりました。入隊時は陸曹長(幹部候補生)という階級であり、その当時の1等陸佐(諸外国でいう大佐)のイメージは総じて「おじさん」。陸上自衛隊を離れて約10年、同期の1佐昇任を知り、歳を取ったと感じます。
防衛大学校出身者も一般大学出身者も私の知るところでは素晴らしい同期が昇任してますね。私ごときが言うのも何ですが、各職種トップが第一選抜で1等陸佐に昇任しています。
特に普通科いわゆる歩兵科で一緒だった防大出身の一人は将来陸上幕僚長になるのではないかと予想されます。彼とは富士学校にて初級幹部課程・上級幹部課程で教育課程を共にしましたが、頭脳明晰・旺盛な体力気力・何よりその人柄から同期から嫌われる要素はなかったです。
みんなが認める彼なら間違いなく有事を任せられるリーダーとなるはずです。
「平和とは何か?」
彼らが戦火を交える事態に陥らないために、防衛力を強化し、不断の外交努力を重ねる必要があります。
その舵取りを政治が行い、そして国民が自らのことと捉えて考え続けなければなりません。
(写真は入隊3年目の若かりしころ)