八尾市議会議員 松田のりゆき OFFICIAL SITE

「次世代への責任 八尾を 大阪を 日本を守る!」

MATSUDA NORIYUKI

【クライテリオンシンポジウム】

令和6年7月6日、羽曳野市議会議員補選の応援を後にして、尼崎アルカイックホールで開かれました「表現者クライテリオンシンポジウム」に参加しました。

藤井聡京都大学教授をはじめ柴山桂太氏、浜崎洋介氏、川端祐一郎氏による保守論壇による座談会です。

保守思想とは何なのか、戦後〜現在に至るまでの文学の変遷、大阪における特殊な政治状況など「なるほどそういうことか」と気付かされることばかりでした。

自分なりに解釈をした中で印象に残ったことは、「思想こそ人間が行動する基準となるものであり、思想なき行動には魂が宿らない。」ということです。

実践だけが重宝される現代社会であるからこそ言葉を交わす座談会で思想にふれる機会を得れたことは貴重な経験でした。

特にその端くれとして政治に携わらせていただく以上、その思想に基づく、発言行動が求められます。「思想なき政治家」だけには絶対なってはなりません。

過日行われました東京都知事選挙において、選挙を通じて各候補者の訴えを拝見していましたが、パフォーマンスのみの候補者、恫喝と逆切れ中身スカスカの若手候補者など、心底、ワンフレーズポリティクス優先の民主主義に絶望を感じました。

ですが、絶望の淵から自分自身何ができるのか、何を保守すべきか、その思想に基づく行動言動を通じて、置かれた場所で訴えて参ります。

【デジタル担当大臣来阪】

自民党大阪府連の実施する政治塾「なにわ塾」の講師として河野デジタル担当大臣が来阪されました。

少し時間をいただき、私の身に起きたマイナンバーカード偽造による携帯電話乗っ取り事案の話をしました。

この事案を受けて、マイナンバーカードのICチップによる本人確認の義務化を推進していくなど、一つの転換点になったとお聞きしました。

対策を講じて同じような目に遭う方がこれからいなくなるなら何よりです。

犯罪組織は次々に新たな手口で金品を狙ってきますので、終わりのない話ではありますが。

基礎自治体において、救急現場でのマイナンバーカードの活用や地方選挙の投票におけるタブレットの使用など、本市でもこれから取り組むことができそうな事例を知りました。

デジタル後進国と言われる日本の基礎自治体で何を取組むべきなのか、市議会で活発な議論をしなければなりません。

【副議長就任】

令和6年5月20日、八尾市議会臨時会にて八尾市議会第79代副議長の役目を仰せつかりました。

社会の変化するスピードが一段と速くなる中、八尾市民の皆様の声を迅速に市政に反映するため、市議会での闊達な議論が求められています。

その市議会において、円滑な議会運営を図るため、全身全霊で副議長の職務を遂行する決意です。

一年間という任期中、職務上、代表質問・個人質問を行うことができませんが、広報の観点から市民の皆様にとってより身近に感じてもらえるような市議会としての取り組みを進めて参ります。

【犯罪に要注意】

令和6年4月30日、私が巻き込まれた犯罪について知っていただき、皆様もご注意いただきますことを切に願います。

15時ころ外出中に急に携帯電話の電波が無くなってしまいました。電源を再起動させるなどしても変わらないのでソフトバンクの電波障害かと思っていたのですが、そのような状況にないことを知り、ソフトバンクアリオ八尾店まで故障の原因を確かめに行きました。そこで驚愕の事実が判明したのです。

なんと15時ころに愛知県名古屋市にあるソフトバンク柴田店で私の携帯電話が最新機種のiphoneに機種変更していることになっていました。状況が理解できなかったのですが、ソフトバンク柴田店でその受付を担当した方の話では、私になりすました犯罪者が偽造したマイナンバーカードを身分証明のために提示して機種変更の手続きを進めたとのことでした。

その後、確認をすると機種変更した携帯電話でpaypayを使用して50,000円をチャージ、ほとんどを名古屋市内の店舗で消費している形跡がでてきました。(※画像1参照)加えて、オートチャージできるソフトバンクカードで120,000円ほど使い込まれてました。

さらに携帯電話を停止している最中にyahooショッピングで2,250,000円のロレックスをローン購入されており、(※画像2参照)店頭受取により犯人の手に渡ってしまったとのことです。理解しがたいのが、携帯電話を停止している中、高額のローン審査が通っているということです。私自身これまでネットショッピングでローン購入をしたことはないのですが、信販会社の審査に伴う本人確認がかなり安易に行われているのではないかと推測されます。

ネット上のなりすまし詐欺は多いようですが、ソフトバンクの受付まで堂々と現れて勝手に最新機種に変更することはこれまであまり聞いたことがないとソフトバンク八尾店の方が仰ってました。おそらく最新機種の転売、オートチャージの使い込み及びローンによるショッピング利用が目的のようです。

名古屋市内でなぜそのようなことが起きたのか全く身に覚えがありませんし、偽造のマイナンバーカードを作るなど組織的な犯罪ではないかと感じます。百害あって一利なしの犯罪集団のターゲットにまさか自分がなるとは思いもよりませんでした。

名前・生年月日・電話番号と身分を証明するもの(免許証・保険証・マイナンバーカード等)があれば携帯電話の機種変更はできるようです。仕事上、オープンにすべき情報が多くなるので仕方ない話ですが、必要最小限にすることも考えなければなりません。

通信事業者であるソフトバンクに対応してもらいたいこととして、居住地と全く異なる店舗で機種変更が行われる場合は警告がでる仕組みにしてもらうこと、現在使用している携帯電話の確認を徹底すること、現在使用している携帯電話を紛失したとの申告があった場合はその場でコールすること、引き落としで使用しているクレジットカードや銀行のカードの提示を求めることなど、二重三重に本人確認を行ってもらう必要があります。

このような事態になるとは想像もできませんでした。急に携帯電話の電波が無くなったときは怪しいと感じて下さい。個人のユーザーとしてできることは、早急に携帯電話を停止し、電子マネーを停止することしかありません。