八尾市議会議員 松田のりゆき OFFICIAL SITE

「次世代への責任 八尾を 大阪を 日本を守る!」

MATSUDA NORIYUKI

【東日本大震災から12年】

東日本大震災の発災から本日で12年となります。

この大震災によりお亡くなりになられた方々には哀悼の意を表します。発災数日後、現職の陸上自衛官として宮城県石巻市・女川町において災害派遣活動に従事したことは今でも鮮明に記憶しています。
活動地域内には津波に流された児童が多くいた大川小学校もありました。
もっと事前にできることがあったのではないかと現場の状況を見て感じたことがきっかけとなり、今の立場にさせていただきました。

電気もまだ通っていない時、投光器を使い、ユンボ―で大川小学校グランドの土を掘り返し、流された子ども達を捜索していた光景は忘れられません。

いつ起こってもおかしくない南海トラフ巨大地震への備えは確実に進めていかなければなりません。

【市政報告No.6】 

不定期で発行してきた市政報告もついに市議会議員1期目最後の発行となりました。

これまでの議会で取り上げた質問やその後の経過について報告しています。

また、時事問題についての個人的見解なども記載しています。

いまでは便利なアプリがありますので、作成は自分で行っています。手作り感満載ですが、商業広告ではないので特に構いません。そのデータをネットプリントで手配すれば、業者さんに全てを依頼するよりかなり安価に発行できます。ひと昔前とは大きく変わってきましたね。

さて、戦闘モードに突入です。

【日々想うこと】

先日、ある党派の方のSNSを見て感じたことがありました。

災害被害にあった他県のある町へ寄付をしているものが投稿されていたのです。

寄付をすること自体は素晴らしいことです。本当に。

そのことをもって、選挙前のパフォーマンスという方もおられますが、多額の寄付自体はなかなかできることではないと私は感じます。

しかしながら、それが「市議会議員の仕事か」と言われると、そこははっきり「違う」と答えます。

飽くまで我々は市政の監視をする二元代表制の一翼を担う立場です。

議会で質問や提案をして市民の皆様の声を市政に届けることが最重要であり、それが議員の役割です。

寄付をすることがその役割とは到底考えられません。

「公約に掲げたことをしているのだから間違っていない。」という意見もあるかもしれません。

では私が仮に「毎日駅前の掃除をします」と公約に掲げて、当選し、その後毎日駅前掃除をしていたとして、どう感じられますでしょうか?

それは市議会議員がするべきことではないと指摘を受ける可能性は高いと推測されます。

「議員報酬の削減」→「市議会で否決」→「地元ではできないから他自治体への寄付」という流れでありますが、議員による寄付も私の中では同じ認識です。

誤解なきように繰り返しますが、駅前を毎日掃除することも、他市町村へ寄付することも共に素晴らしいことです。

しかしながらそれは議員の役割ではない。

批判ではなく、私が率直に感じたことです。

【武の会 佐藤会長より】

さまざまな準備が忙しくなる中、「全国武の会 会長」であるヒゲの隊長こと佐藤正久参議院議員より為書きが届きました。

ありがたいですね!!

「全国武の会」とは自衛隊出身の政治家有志の会であり、日本全国で約二百名以上が入会しています。陸海空自衛隊それぞれの出身者がいますが、その結束は固いものがあります。

本市には陸上自衛隊八尾駐屯地が所在しており、本市と自衛隊との架け橋になれればと元自衛官の市議会議員として努めて参りました。

その甲斐もあったのか、市役所の理解を得て、本年4月より市役所の危機管理部局職員として自衛隊退職者の正式採用が決定されました。

これは間違いなく危機管理体制の強化に繋がります。

意外にも市役所の人は自衛隊の組織を知らず、自衛隊の人は市役所の組織を知りません。

だからこそ元自衛官の行政職員が必要になるのです。

市役所の皆様に感謝です。

これからも本市と自衛隊がより連携できるように現場を知る者として、また架け橋として役目を果たして参ります。