八尾市議会本会議で個人質問を行いました。
◎福祉行政について
事業者による不正請求の防止や摘発を国の動きに合わせて厳しく対応するよう求めました。真面目に頑張る介護・障害福祉事業者が安心して活動できる環境を守ることが大切です。また、介護業界の人材不足対策や地方創生臨時交付金を活用した支援についても提案しました。
◎防災対策について
「防災庁」の設置を見据え、事前防災の強化を目指して以下を議論しました。
・民間家屋の耐震化
・SNS上の誤情報対策
・市職員の災害時の役割確認
◎2025大阪・関西万博について
これまで市が支出した3.6億円の波及効果やブランド化について確認しました。細部不明な部分は次回3月定例会で行う予定です。
また、令和7年度市政運営方針の第1項目に「万博」が記載されていることについても私の意見を述べました。万博は市民の選好でその効果が異なるため、市政の最重要項目とすることに違和感を感じていました。府内の他自治体(大阪府・大阪市除く)ではこのような位置づけは見られません。万博自体を否定するわけではなく、私自身も現地を訪れ楽しんだ経験がありますが、市全体を考えると他に優先すべき課題があったのではないかとも感じます。すべての市民が必ずしも「万博」に関心を持っていたかというと疑問は残ります。1970年の大阪万博開催時とは時代も変化し、多様な価値観、膨大な情報が行き交う中での「2025大阪関西万博」にどれほどの八尾市民が向き合っていたのかはよく調べる必要があります。
市のお金を使って参画した以上、その効果について引き続き丁寧に確認していきます。