八尾市議会議員 松田のりゆき OFFICIAL SITE

「次世代への責任 八尾を 大阪を 日本を守る!」

MATSUDA NORIYUKI

【令和6年度八尾市議会12月定例会】

令和6年度八尾市議会12月定例会が閉会しました。

水道事業の広域化に向けた各条例の廃止や八尾市総合計画の後期計画(令和7年度〜11年度)、GIGAスクール構想に基づく小中学校で使用するタブレット端末の債務負担行為など市民生活に関わる重要案件の審査・採決が行われ、各議案とも賛成多数で議決されました。 

各会派の採決態度は様々です。

議会は色々な価値観がぶつかるところであり、また人間関係に基づく調整・交渉が必要なところです。知っていただければ、それはそれはとても興味深いものです。

同じ会派・党派でも考え方は大なり小なり異なります。

我々は言葉を発して自己の考えを表明していくことが大切です。

是非とも八尾市議会に皆様のご関心をお寄せ下さい。

【しらふで生きる】

実は私、令和5年12月2日の夕方以来、本日まで丸1年以上お酒を呑まずに過ごしてきました。

いわゆる「断酒」というものです。

この話をすると「なんか悪いことした?」とか「身体大丈夫?というか頭大丈夫?」とか言われますが、決して悪事を働いたわけでも健康状態に重大な懸念があるわけでもありません。

きっかけは町田康著「しらふで生きる」を読んだことです。30年以上、毎日かかさず大酒を食らってきた著者が酒をやめるまでの葛藤を記したエッセイ。私もやってみようかという軽い気持ちで今日に至りました。

お酒を止めてから「吞まなかったら寂しくない?」と言われることもありますが、全く問題はありません。著書の中に「酒を飲んでも飲まなくても人生は寂しい」と題した箇所がありますが、飲まなくなってより共感するものがあります。

何気なく書店で手にした本が私のお酒人生を変えることになりました。

身体の調子が良いこと、睡眠が深くなること、宴会後も筋トレができることなどその利得はさまざまです。何より家族の不機嫌が少なくなったのは事実かもしれません。

とはいえ、誘われた宴会にはお酒を飲まずとも積極的に参加します。人と話をすることは学びの機会です。「俺の酒が飲めないのか」という時代ではないですし、ノンアルでの宴会参加も違和感はありません。

これからも宴会のお誘いはお気軽にどうぞ!

【感謝状】

令和6年10月31日付、大阪保護観察所長よりBBS会員の一員としてBBS活動に対する感謝状をいただきました。

誠にありがとうございます。

「犯罪や非行のない明るい地域社会の実現」に向けて八尾地区BBS活動に継続して参加した結果、顧問や会長の皆様からご推挙いただき、このような誉ある感謝状をいただくことになりました。

更生保護活動は社会全体で取り組まなければならない活動です。「居場所」作りやレクリエーション活動など現場で支えられている顧問や会長の活動を目の当たりにすると、活動に対する姿勢・その責任感には頭が下がります。

私がこのような感謝状をいただいても良いのかなと思うところはありますが、引き続き、できることから取り組んで参ります。

【衆議院議員総選挙を終えて】

令和6年10月27日投開票の第50回衆議院議員総選挙の結果を受けて、こちらへ備忘録として思うところを記しておきます。

自民党の公認候補として立候補した「塩川憲史」候補は八尾市において37,972票、第14選挙区において71,539票を獲得するも、日本維新の会公認候補に敗れました。大阪第14選挙区当選者に対する惜敗率は75%、自民党の近畿比例代表の枠が6枠のところ8番目の順位となり、残念ながら比例復活することもできませんでした。第49回の総選挙時に比して、個人の得票数は増加しているものの、あと1歩足りませんでした。我々にとって、候補者本人の経歴・能力・人柄・年齢など、現在考えられる中で最善の候補者であったことは間違いありませんが、候補者をサポートする我々の力の無さが結果として表れました。選挙終盤で発覚した自民党非公認候補への2,000万円支給問題によるマイナスの影響が大きかったという方もおられますが、そのこと以上に相手陣営が選挙期間中において毎日ミニ集会を開催して足元をしっかりと固めていたことが勝利した要因であると私は感じています。大阪の特殊性はあるものの、日頃の活動の延長上に選挙があることを考えれば、相手陣営に比してこちらに足らない部分が多かったことは否めません。厳しい状況であることはこれからも変わりません。

また、今回の選挙で驚きであったのが、比例票の結果です。

八尾市における特徴として、

・前回に比し、日本維新の会が約18,000票、自民党が約4,000票、公明党が約1,500票、日本共産党が約1,000票減少している → 既存政党への支持が軒並下落

・国民民主党が6,977票、れいわ新選組が6,487票、参政党が4,664票、日本保守党が3,446票を獲得している→ 八尾市議選の当選ラインが2,200票であることを考慮すれば八尾市議選にて当選となる可能性が高い

八尾市議会議員選挙と衆議院比例代表選挙を同一視することはできませんが、この結果を見る限りは次期八尾市議会の構成はより多党化する可能性も考えられます。

新興政党による有権者の現状に合致した政策や分かりやすいキャッチコピー、SNSの最大限の活用など、国政選挙といえども、これからの地方選挙においても大変示唆に富む選挙戦でありました。