八尾市議会議員 松田のりゆき OFFICIAL SITE

「次世代への責任 八尾を 大阪を 日本を守る!」

MATSUDA NORIYUKI

【河内音頭発祥の地】

常光寺で開催されました「流し節正調河内音頭」に参加しました。

常光寺は河内音頭発祥の地と言われており、境内にはそのことを示す元文部大臣・塩川正十郎先生の石碑も建っています。

一曲ではありましたが、踊りの輪に入り気持ち良い汗をかくことができました。

次の世代でも続いてもらいたい八尾の伝統文化です。

【福岡県古賀市・大牟田市会派視察】

福岡県古賀市及び大牟田市へ会派視察に伺いました。業務多忙の中、視察を受け入れていただいた両市には心より感謝します。

◎古賀市「職員の働き方改革」

フリーアドレスデスク、立ったままの会議室、◯◯時に帰る宣言、男性育休取得100%、早朝・夕方の窓口開庁時間の短縮など職員さんの働き方に関わる施策のみならず、小中学校の体育プール課目の全面民間委託などさまざまな分野で新たな取り組みを進められてます。

古賀市の田辺市長さんは古賀市出身→慶応大学卒→毎日新聞記者→福岡県議会議員→古賀市長2期目を務めておられ、新聞記者出身者らしく部局へは「新聞に取り上げられる施策を」と語り続けているそうです。

その甲斐あって各部局から新たな施策案が数多く市長の下に集まり、それらの実施の可否を市長が判断しています。現場で思いついたことを口にするだけでなく、いかに形として施策にできるのか。特に若手職員が職場内の空気を気にせず意見できる環境にあるのかが重要です。

◎大牟田市「防災リアルタイム情報」

大牟田市ではこれまでの大雨による災害の経験から市域の要所を監視カメラによりリアルタイムで確認できる体制が整備されています。実際に令和2年7月の集中豪雨では、市長以下防災部局の状況判断に役立ちました。

本市の情報収集体制により得た情報はどのレベルまで意思決定に寄与することができるか。

まだまだ防災面では見直し、向上させることができる項目があると感じました。

この行政視察で得た知見を八尾市議会に反映できるように精進して参ります。

【陸自04普通科同期会】

2004年陸上自衛隊幹部候補生学校入校した者かつ職種が普通科(いわゆる歩兵)の者のうち、関西在住のメンバーで集まりました。陸自では西暦下2桁と防衛大出身(B)か一般大学出身(U)で期別が区分されます。私の場合は、一般大学出身者ですので「04U」の期別となります。私以外は皆現職の陸上自衛官です。

私自身の身に起きたスマホ乗っ取り・ロレックス不正購入事案については、テレビなどを通じて皆が知っており、依然としてオールドメディアの影響力は大きいと感じました。

それぞれの近況を聞く中で最も印象に残ったのは1月1日に発生した能登半島地震への対応でした。

特に中部方面隊・防衛課長の職を預かる平島1佐は、発災当時、埼玉県の自宅に帰省したばかりでしたが、1月1日のうちに伊丹駐屯地まで移動し、作戦室から現地指揮所まで一連の中部方面隊の災害派遣活動において、スタッフとしてその重責を果たしました。

詳しく話を聞くと、12月末まで不測の事態に対応するための待機要員として伊丹周辺で過ごしており、1月1日は別の課長が待機要員として控えていたそうです。必ずしも1月1日に集まらなければならない立場に無かったのですが、平島1佐は職務に対する責任感ゆえに自ら進んで行動したのです。

1月1日中に埼玉県の最寄駅から伊丹に到着するタイムリミットがあと1時間に迫る中での即断即決でした。奥さん・小学生の子どもたちとゆっくり過ごす中、平島1佐の迅速な行動とそれを送り出したご家族は実に素晴らしいです。単身赴任している父親と少しでも長く過ごしたかった小学生の子どもたちの歯痒い気持ちは想像に難しくありません。

自衛官に言わせれば「当たり前」の行動かも知れません。

しかし、「今だけ、カネだけ、自分だけ」の風潮が見え隠れする今の日本において、「公」に尽くすその姿は褒め称えられるべき存在です。

自戒を込めて言わせてもらえれば、政治家と呼ばれる人々こそこの「滅私奉公」の気概が必要ではないでしょうか。

そう考えている中、木原防衛大臣より予備自衛官招集訓練の訓練招集命令書が届きましたので、「公」に尽くし、真摯に職務に専念する現職自衛官の姿を間近で見させていただきます。

【クライテリオンシンポジウム】

令和6年7月6日、羽曳野市議会議員補選の応援を後にして、尼崎アルカイックホールで開かれました「表現者クライテリオンシンポジウム」に参加しました。

藤井聡京都大学教授をはじめ柴山桂太氏、浜崎洋介氏、川端祐一郎氏による保守論壇による座談会です。

保守思想とは何なのか、戦後〜現在に至るまでの文学の変遷、大阪における特殊な政治状況など「なるほどそういうことか」と気付かされることばかりでした。

自分なりに解釈をした中で印象に残ったことは、「思想こそ人間が行動する基準となるものであり、思想なき行動には魂が宿らない。」ということです。

実践だけが重宝される現代社会であるからこそ言葉を交わす座談会で思想にふれる機会を得れたことは貴重な経験でした。

特にその端くれとして政治に携わらせていただく以上、その思想に基づく、発言行動が求められます。「思想なき政治家」だけには絶対なってはなりません。

過日行われました東京都知事選挙において、選挙を通じて各候補者の訴えを拝見していましたが、パフォーマンスのみの候補者、恫喝と逆切れ中身スカスカの若手候補者など、心底、ワンフレーズポリティクス優先の民主主義に絶望を感じました。

ですが、絶望の淵から自分自身何ができるのか、何を保守すべきか、その思想に基づく行動言動を通じて、置かれた場所で訴えて参ります。